liner notes 〜MIQueen Vol.2 (2)





【 蘇州夜曲


相当に古い曲だとは認識していたが、今からほぼ70年も前の曲だそうだ。
しかしその古さよりも、その当時からの日本人の感性の美しさ、素晴らしさを垣間見ることが出来る良い歌だ と常々思っていた。
今回改めて振り返って見て、それもその筈 と小膝を叩いた。
手掛けられていたのが、作詞 西條八十、作曲 服部良一 という偉人方だったと知ったからである。

勿論私はその年代では無いものの、服部良一と言えば歌謡史に残ると言っても過言ではない、かの 『 青い山脈 』 や 『 東京ブギウギ 』 作曲の巨匠である事は知っていた。
西條八十に到っては、 『 人間の証明 』 で重厚に盛り込まれた詩の作者であり、その小説、そして映画は私の中でバイブルともなっている。

このまま行けば、話しがどんどん 『 人間の証明 』 に向いてしまいそうなので、本題に戻るとする。
MIQ歌う蘇州夜曲は、過去に何度も聴いた事があった。
今回MIQueenへのセットも、前述の枯葉同様に当日リハの最中に決った。  
枯葉はMIQからの提案であったが、この曲は私から急遽提案させて貰っての、言わば 『 現場処理 』 の賜物であった。

この曲もまた、MIQにとって生涯忘れがたい思い出を醸し出す曲であろう。
MIQは時々語ってくれる。   
この曲は御父君が本当にお好きであった と。
その人生を終えられる前にMIQとの時間を過ごされた御父君が望まれたのは、折に触れ、この歌を歌って欲しい と言う事だった と。
通院中の車中で、そして入院された病室で。
この話しを聞く度に、私も目頭が熱くなる。

今回MIQueenで、MIQはこの思い出をステージでも語っていた。
美しい歌である蘇州夜曲を、そんなMIQの思い出と心を込めた歌唱で、共感と共に聴く事が出来た。  
そして曲終了と共に、一抹の寂しさ、それ以上に暖かく優しく、心が満たされた気がした。
恐らく、会場にいらっしゃったお客様の誰一人として、そんな風に感じられなかった方は居られなかったのではなかろうか。

本当に心に透み入るMIQだけの、MIQだけが成し得る蘇州夜曲だった。

( ’09・10・09 )



【 わすれ草 (スローピアノアレンジ)

MIQオリジナルにして輝かしいメジャーデビュー曲、『 Hey you 』 との同時カップリングであったこの曲も、紛れも無いメジャーデビュー曲であり、MIQ史は正にこの曲から始まった。
’84年当時のTV界では全く無名だったMIQ、当時のMIOは、これらの曲を持って突如としてTV界へ登場し、以後怒涛の如くヒット曲を連発し続け、今に到っている。

私の中でもこの曲への思い入れは相当なもので、上記の背景を抜きにして曲そのものに鑑みても、馬飼野氏の手になる優しく切ない旋律、それを余す所無く網羅したMIQの歌唱は、言葉には表せない程に今も心を掴んで放さない。
MIQもこの曲は格別に気に入っており、その証左として私の中には次のようなエピソードもあり、良い思い出ともなっている。

MIQはプロ歌手であるが故に、仕事を離れた所では自身の歌を聞く事を余り好まない。
それをすると、どうしても仕事気分に戻りリラックスし難いから との事であるが、プロ根性とはそういう事も含むものなのだと至極納得させて頂ける。
だが、この曲だけは違った。

随分前になるが、MIQと呑む際に私が持参したCDから、この曲のWithout vocal 版が場に流れた事があった。
たまたまの出来事であり、MIQの気分を邪魔してはとスキップしようとしたが、MIQはそれを制止し、そのまま聴き続けた。 深く考え込むような表情で。 
そして自身でCDをリピートし、頭から歌い始めたMIQの目には涙が光っており、またその歌声にも嗚咽が混じるようになった。
私自身もこの曲に対しての思い入れから、また、そんなMIQを前に涙が止まらなくなり、途中から二人とも号泣状態で嗚咽とも歌ともつかない合唱を繰り返した事があった。
 
勿論、互いに酔いも手伝っての事もあったであろうが、もう十分に大人である互いをそこまで感極まらせる素晴らしさが、更に歌い手をして自分は何と素晴らしい曲を手がけさせてもらえたのだ と感極まらせる素晴らしさが、この歌には間違い無くある。

それら思い入れと思い出の上に立って、MIQueenで念願の実現に到れた事は感無量だった。
今回実現に当たり、特に拘ったのは、テンポである。
原曲は、その曲調からして殆どお気付きになられないと思うが、実際は相当ハイテンポである。
この曲を増田泉氏の素晴らしいピアノ伴奏のみで、加えて徹底したスローテンポにて奏でられれば、原曲が本来持っているしっとりさが更に何倍も広がって、新たな、しかしこの曲の本質がより高められた世界が見えるのではないか。
そう考えた。 そしてMIQと増田氏に強くお願いしたこの試みは、MIQをして本邦初と言わさしめた。
私自身、その大きな拘りから、この曲のリハだけで実に4度もやり直しを出させてもらった程だった。

その結果、皆様は如何に感じられ、如何に受け止められたであろうか。  
ライブハウスの女将べてぃさんがライブ終了後にかけてくれた言葉と表情が、それを教えてくれた。
わすれ草には今日始めて触れたが、店側の立場を超えて何と感動した事か‥ と。
私としては、この素晴らしい曲をまたMIQueenで実現したいと思っている。
今回とまた違った形でのわすれ草を、是非。

( ‘09・10・15 )



【 東京

大阪が生んだ異色シンガー、やしきたかじんの名曲である。
やしきたかじんと言えば、朝日、NHK、東京嫌いで有名であり、その方があえてこのタイトルを歌に冠された事に、妙味を感じる。
更に素晴らしく豪快なあの方の、何処からこんな甘い声が出るのかと、誰しも疑いたくなるのでは無いか。
そのくらい、味のある曲である。 ご本人同様に。

蛇足ながら、あの方の姿勢、番組は関西で絶大に支持されており、 『 たかじんのそこまで言って委員会 』 などは白眉である。
これらも放送圏がどんどん拡大して行っている中、関東で放送されるくらいなら辞める と言う姿勢を貫かれている為、この白眉の番組も関東では視聴する事は出来ない。
重ねて言うが、そういった姿勢の中で歌われたこの 『 東京 』 故に、深い味わいを感じる。

MIQとやしきたかじんには、無理に言えばアニメのガンダムを通して接点が無いと言えなくも無い。
たかじんも 『 砂の十字架 』 としてガンダム歌を歌っていたからである。
しかしながらご本人はそれを完全に嫌っており、ガンダム総監督の当時の横柄さ、谷村新司が作った歌詞の不自然さなどから、自分の中での黒歴史と捉えている。
私も実際に、あるトーク番組でたかじんが本当に顔をしかめてそれを語るのを見、大笑いした事がある。
尤も、砂の十字架を思い出すだけでもご本人は不快だったようで、その話題は直ぐに変更となった。
それ以前もそれ以降も、たかじんトークでこの話題を見たのはあの短い瞬間だけだったので、本当に語る事も、思い出す事すらもご本人には苦痛であったと理解できる。
巷ではガンダム30周年とされ、MIQも記念で哀戦士カバーの新録もしたが、たかじんに声がかかる事は無いし、今後も無いだろう。
しかし、前述の番組の件にしてもこの件にしても、寄らば大樹の陰 を良しとしないたかじんの姿勢は、多くの関西人の共感を得て止まない。

また話がずれてしまったが、MIQ歌う 『 東京 』 を聴いたのは、朧げにしか記憶していないが、確か鳥取での呑み屋ででは無かったかと思う。
MIQがたかじんを歌ってくれるという事、それだけで嬉しくて仕方が無かった。
たかじんが甘く歌い上げるのに対し、やはりといえばやはりMIQの東京は力強く、グイグイ押して来る。
しかし曲本来のテンポの良さはから来る心地良さは、単に力強いだけでなく、原曲と甲乙付け難い。

それをふと思い出したのが MIQueen Vol.2 のステリハ時であり、急遽提案して割り込まさせて貰った。
そう、この曲も 『 現場処理 』 の賜物の一つであった。
ここ大阪で、たかじんを、MIQが歌う 事の意味は大きいと確信していたが、果たして御客様も同じお気持ちを持たれた様で、本番では実に盛り上がった。
その内、また何れかの MIQueen で、リバイバルをやってみたいものだと、今も真剣に考えている。  ここ大阪で。
                          
                                               ( ‘09・11・13 )



【 Venus

現在までの MIQueen 会場にして、店のオーナーでもあるギタリスト・えでぃ氏に、初の参戦を頂いた記念すべき曲である。
ライブのラスト付近、氏がミキサー席から客席を通り舞台に移られた際、何が起こるのか、掴みかねられたお客様がおそらくは多かったのでは無いだろうか。
そして氏によって掻き鳴らされたエレキギターがもたらした冒頭部、その力強さとこれまでの曲以上の臨場感は、皆様を一気にサプライズで押し包んだ事と思われる。
以来、氏のギター支援もまた MIQueen には欠かせぬ存在となる訳であるが、その幕開けを担った意義の多い曲がVenusであった。

MIQueen でのVenus発端もまた、少し前に遡る。
MIQが鳥取で初めて先生業を手掛けた、地域色の非常に強い 『 ポピュラーソングサークル鳥取 ( 現名 Miq’s Jam  ) 』 がある。
地域の様々なイベントで団体としてステージ出演し、MIQ考案のアレンジとダンスをこなす様は鳥取では新鮮だったようで、徐々にではあるが知名度も上がっていた。
実はお恥かしながら、かく言う私も、ポピュラーソングの一端に久しくお加え頂き、舞台出演させて頂いている。
私の如き者をお受け入れ頂いている事からも分る様に、実に懐深く和気藹々とした、MIQ本人談を採るなら彼女が教えた他の生徒さんの中で、何処にも無い家族的な結び付きに満ちた団体である。

そのポピュラーソングの、とある舞台の候補曲としてMIQから上がったのが、正にこのVenus であった。
その前の舞台では念願のファンクであった That’s the way を実現させて貰っており、続く洋楽第二段は Venus と聞き、歓喜した。
版は The shocking blue のオリジナルで無く、英語カバーのBananarama版との事だったが、それはそれで大好きだったからである。
Banana 版 Venus も、同じく Banana カバーの Long train running が正にそうであるように、非常にフワフワした音感で、えもいわれぬミステリアスさで満たされている。 
ジプシー的ギターパートもそのミステリアスさを増幅しており、それでいて、原曲の持つ雰囲気もしっかり踏襲している。
これをポピュラーで次にやれるのか、と喜んだものだった。

Venus 選定を聞かされたのがまた呑み屋だった事も有り、ついつい歌い出した私に対して、すかさずMIQの鋭い叱責が飛んだ。
1フレーズ目から英語の発音がなってない と。 
前のJust the two of us の際もそうであったが、呑み屋のカウンターで何度も何度も Goddess on the mountain top , Burning like a silver flame ・・・ とMIQ指導で繰り返して歌う事になった。  これも今となっては良い思い出である。

残念ながら諸般の事情で、結局この選曲は実現する事無く他曲に変わったが、その時の事が頭にあって、今回 MIQueen でと考えた。
Banana版ではMIQの力強さを受け止められないだろう との事もあり、オーソドックスではあるが癖も強いオリジナル版を下敷きに、更に増田氏ピアノに加え、えでぃ氏と言う素晴らしいギタリストの支援を強力に頂いて、MIQueenとして皆様にお披露目できた。
その広がりと臨場感、客席の盛り上がり、全てが一気にヒートアップした瞬間であった。
そのテンション、それにMIQ・増田氏・えでぃ氏 の黄金のVフォーメーションを維持したまま、曲は次の Riding high  ( 汚れた英雄 ) になだれ込む。

( ‘09・11・13 )



【 Riding high ( 汚れた英雄 )

バイクレースを主題に据えた映画、汚れた英雄のテーマ曲として、パワフル且つスピーディーな展開溢れる曲である。

かく言う私も、人生の優に半分以上を単車乗りとして過し、様々な形のバイクレースに傾倒していた為、この映画と曲へは一入の思いを抱いていた。
映画の方は今見返しても、登場マシンの型の古さはありこそすれ、フリー走行シーンやチェイスシーンでの凝った撮り方に感動を覚える。 
風景が前方のある一点からガンガン飛んで来る単車からのコクピットビューに、またマシンサイドに設置したカメラで、バンクの度に路面がぐいぐい迫って超高速で後方に流れていくサイドビューなど。
これらが第三者的視点に置いたカメラでの追跡映像と目まぐるしく入れ替わり、臨場感はいつしか恍惚の域にまで高まって行く。
単車乗り故に感じている、いや、単車乗り故に感じる事を許された恍惚が、マシンに跨らずして得られる映画であった。

それを音楽面で更に盛り上げていたのが、この曲、Riding high である。
上記のカメラワークとこの曲がこれでもかと叩き付けられるデッドヒート場面などは、感涙を通り越して鳥肌ものである。
この名曲を是非、是非MIQでやってもらいたい・・・ 相当長年に渡ってそう夢見ていた。
MIQは映画の存在は微かに記憶に留めていたと言う程度で、曲自体の記憶は更に薄いようであったが、改めての試聴により、程無く気に入ってくれた様子であった。
故に、MIQからセットOKが出た際は、正直、天にも昇らんが心地であった。

この曲の開始をMIQから高らかに宣言された際、うねる様な大きなどよめきを会場から頂いた。
皆様の心に残っていたRiding high を、MIQで実現した事への大きな充足感とサプライズが、会場に満ちたからでは無かったか。
実際MIQも、何時も以上のパワフルヴォイスとシャウトで乗りに乗った。
更に増田氏は、この曲に相応しい叩きつける様なピアノで支援してくれた。
原曲には無い流れる様なアルペジオの波などは、MIQueenのみの心地よいオリジナリティとなった。
また間奏部のギターパートで、会場店長にしてギタリストのえでぃ氏も、原曲に無い早弾きでオリジナリティを高めると共に、大いに客席を沸かせてくれた。

最後に、この曲は以後の MIQueen でも毎回好評を頂きながら回を重ね、何時しかメインテーマの Just the two of us に続くサブテーマのような扱いになって来た。  勿論、毎回進化しながら・・・

( ‘10・02・26 )



【 勝手にしやがれ

MIQueen Vol.2初日、少々早く会場に到着したMIQと私は、時間調整も兼ねて喫茶店に向った。 大阪駅前第四ビル地下のドトールである。
そこでMIQに、特に邦楽をもう少し増やしたいと申し入れてみた。

もうタイミング的に一から音源準備は出来ないし、MIQがその時点で知らない曲も選べない。 そういった制約の中、選ばせて貰ったのがこの曲であった。 
これならばと、早速MIQは空で歌い出した。 MIQ本来の声量からすれば小声であったろうが、しかしそれなりの声量で。
途中、歌詞がつかえる場面もあったので、私も一緒に合せて歌う事となった。
ドトール入り口直近のカウンターに(しかも正面レジ向きで!)ちこょんと並んで座り、勝手にしやがれを一心に口ずさむ我々・・・ 他のお客様からの目は、奇異に溢れていたに違いない。

歌詞合わせがほぼ完了する中、二人共どうしても思い出せない箇所が只一箇所。
二番・二度目Aパートのラスト部がどうしても思い出せず、この曲なら世代的にもDNAに染み込んでいると自負して始めた我々に、大きな焦燥をもたらした。
業を煮やした私は、携帯電話で家族、知人に片っ端から電話し、聞いて回った。
『 勝手にしやがれの、二番のあの部分の歌詞、何だった!? 』 電話に出るや否や、いきなりこんな質問を浴びせ掛けられた相手の狼狽振りは想像に難くない。 迷惑な話である。
しかし皆、その前後の歌詞は全て覚えているのに、件の箇所は誰も答えられない。 
おお、我々と全く同じではないか。 これは如何なる巡り合わせか。
結局、インターネットでの歌詞検索を電話の向うに依頼し、ようやく事無きを得たが、ステリハの更に前の、思い出深いドトールでのドタバタ劇であった。

かくして準備が整ったこの曲を、前曲のRiding High で盛り上がりが最高潮に達した後のアンコール曲として、ぶつけさせて貰った。
MIQueenにお出で頂ける皆様の年代的にも、客席では大いに沸いて頂けたが、更に頼んでおいたサプライズをMIQはしっかり履行してくれた。
そう、この曲と言えば帽子投げであり、皆様の印象にも焼き付いていた筈。
実際あの場で帽子を投げる訳には行かない為、仕草のみに留めてもらったが、それでもMIQはオーバーアクションでやってくれた。
現実には飛ばなかったものの、MIQの指先から放たれた幻の軌道が、私の目には見え続けた気がしてならなかった。
皆様は如何だったであろうか。 恐らくは・・・・

( ‘10・03・16 )



【Fly me to the moon 】  【 If we hold on together

Fly me to the moonは、今回 『 月の迷宮 』 に続き、同じく月をテーマにした曲であり、またジャズスタンダードで広く知られる。
そのバリエーション,カバー歌手の多彩さに鑑みても、如何にこの曲が広く好まれているか良く分る。

If we hold on together は、女流ブラックミュージックの旗手 Diana Ross の曲である。
個人的にDiana Ross作品は、お恥ずかしながらこれともう一曲、Theme from Mahogany くらいしか直には頭に浮かんで来ない。
この機会に調べてみると、この曲はLucas・Spielberg の名コンビが手掛けた恐竜アニメ 『 リトルフット 』 主題歌として流用された結果、ヒットに拍車がかかったと知った。
私は曲としては知っていたが、そのアニメ映画の存在から全く初耳で、今回トリビアを増やす事となった。

尚トリビアついでに蛇足を書けば、Theme from Mahogany はネスカフェの古いCM曲として忘れ様の無い曲であり、またそう言う方は多いのでは無かろうか。
ネスカフェと言えば、Roberta Flack 版の Killing me softly with his song が、同じくCM曲として使われていた。 Mahogany より更に前の年代であった様に記憶している。
故にネスカフェと言えばこの2曲の何れか、或いは何れもが浮かぶ方は、きっとある年齢層以上であろう。 個人的にはそこに大きな共感、いや、ある種 同朋意識を覚えずには居れないが。
そして Killing me 〜 は、増田氏の手になる大胆アレンジとMIQのパワフル歌唱で新たな息吹を得、MIQueen に颯爽登場した事は、記憶に新しい。

また話が大幅脱線してしまったので戻るが、この2曲は何れもMIQがセットを決めたものであり、私も当日知らされた。
MIQueenも回を重ねた今となっては、意図的にMIQが私に対してもシークレット曲としない限り見られなくなったものの、当時はMIQの独自選曲を当日ステリハ時に明かされる事も有った。
尤も、全曲中から見れば一部分ではあるのだが、今振り返ればこの当時ならではであった。

MIQueen Vol.2 の2デイズにて、Fly me 〜 は初日をジャジーにパワフルに、If we 〜 は二日目をしっとりと、各々締め括ってくれた。
何れも増田氏奏でる素晴らしいピアノ伴奏、只それのみを伴に。
そして特に二日目、If we 〜 を歌い上げて二日に及ぶ舞台を終えたMIQは、本当に達成感に満ち溢れて見えた。
その反動が、続く宴で形を変えて発現する程に・・・
( ‘10・03・29 )